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澱の中の二人 1-11

 腰をしっかりと押さえつけ、乱暴に腰を突き動かす。

 肌と肌のぶつかる乾いた音が、パチン、パチン、と部屋中に響く。一拍遅れて、少女のくぐもった呻き声、熱っぽい吐息が後を追った。

「ぐぅっ、んっ、あぅっ、ひっ、くああっ!」

 固く締まった肉欲の門を、俺の一物が強引にこじ開け、陵辱する。

 床に伏したまま痙攣する女体はまさに絶景であった。
 とりわけ、制服姿で悶える背中、その哀愁と背徳感たるや、俺の嗜虐心を存分に満たしてやまない。中学の時分には見慣れていたはずの制服も、こうして後ろから眺めるだけで、格別な感慨を与えてくれるのだった。

 やがて、ギチギチに収縮していた膣肉は、肉茎の形に合わせてわずかに弛緩する。最奥では程良い感触で亀頭と竿を包み込み、しかし淫穴の入り口だけは強い締め付けをいささかも緩めることなく、ガッチリと根元を掴んで離そうとしない。

 その淫蕩な蠢きは、あたかも蜜壷それ自体が生物であり、一滴残らず子種を搾り取るまで逃がさない、そんな意志を持っているようにさえ感じられるのだった。

「あぐっ、いぎぃっ、んっ、あぐっ、ひぁぁっ……」

 苦悶と甘美の入り交じったような喘ぎに酔い痴れながら、俺は早くもせり上がる射精感に苛まれていた。まだ挿入から三分も経っていなかったが、俺の堪え性が足りないと言うよりは、伊織の器こそを褒め称えるべきであろう。

 愛蜜に塗れ、ねっとりと絡みつく肉襞の感触は、女の膣が男を悦ばせるための器官であることを、まざまざと実感させてくれるのだった。肉竿を淫蕩に抱擁しつつ、根本の部分を扱き上げるようにギュッと咥え、抽送を繰り返すたび執拗に射精を促すのである。

 その上、淫靡に慄える丸まった背中、甘く切ない嬌声によって、視覚、聴覚からも揺さぶりをかけてくるのだから、男としてはたまったものではない。

 無論、その気になればいくらでも我慢は効くし、長く楽しみたければ相応に加減をすればよいだけのことだ。しかし、俺の目的は伊織を辱めることであって、伊織を悦ばせることではない。俺は少しの遠慮もなく、さらに激しく乱暴に腰をぶつけ、甘美な悦楽を貪った。

「伊織、中に出すぞ」

 昂ぶりは瞬く間に頂点へと駆け登る。そして、突き抜けるような痺れが全身を駆け巡ると同時。
 俺は伊織の子宮目がけ、大量の精を吐き出していた。

テーマ : 官能小説
ジャンル : アダルト

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